中央線界隈で靴下メーカーを営む社長の日記

信長の野望の楽しみかたとは?革新PK 上杉景勝プレイレポート その1

2007年に、発売された信長の野望革新PK(パワーアップキット)は、11年経った今でもその奥の深さは、色あせることがありません。様々な楽しみ方があります。

今回は、シナリオ4 夢幻の如く 上杉景勝を選んでみました。初めての上級プレイです。ゆっくり、じっくり、そしてマニアックに、その楽しみ方についてレポートして参ります。

「小説直江兼続」を読んで楽しみ方をより深める。上杉景勝、直江兼続のコンビで北の王国の建設を目指す。

1582年の上杉景勝は、隣国の真田昌幸と甲斐の武田勝頼と同盟を結んでいます。

西に織田家、東に北条家、北に最上、蘆名家と国境を接しています。

プレイ開始直後に、北条家が1万の兵を率いて春日山城に侵攻してきたのを、撃退しました。

織田家も富山城に攻め込んできましたが、これを撃破、直後に本能寺の変が発生しました。

この隙に、まずは最上家を攻略をします。

史実より、18年早く「北の王国」の建設に着手し、京の都に上杉家の旗を立てる足がかりにしたいと思います。

史実においては、1600年、会津征伐の途中で石田三成の挙兵の報をうけた徳川家康は、関ヶ原に向けて軍勢をを反転させました。

上杉景勝と直江兼続は、これを追撃せずに、北に兵を向けます。

なぜ家康を追撃をしなかったのかは、様々な理由が考えられていますが、関ヶ原で、諸大名が争っている間に、東北を併合し、独立国家(北の王国)を作るためだったという説があります。

作家童門冬二さんの「小説直江兼続: 北の王国」に詳しく書かれています。

上杉景勝の家臣でありながらも、太閤秀吉より三十万石を賜った男・直江山城守兼続。主君・景勝との深い絆を胸に秘め、合戦の砂塵を駆け抜けた彼は、戦国乱世に勇名を馳せる。だが、己の歩むべき真の道を見いだした時、天下取りの争いに夢を託すのだった。米沢の名藩主・上杉鷹山が師と仰いだ戦国武将の、凛々たる生涯を描いたロマン大作。全一冊・決定版。

戦略マップを睨みながらお城の地理や歴史を楽しんでみる

まずは、最上義光が新たに築いた支城米沢城を攻略しました。米沢城を拠点に、本城の山形城を睨みます。

実際の米沢城から山形城までの距離をGoogle Mapで見ると48km。徒歩で9時間51分と出てきました。

信長の野望革新PKの世界では、13日間の距離になります。200年間の時を経て街道が整備されて歩きやすくなったということか。

この差を比較するのもなかなか楽しそうです。実際に自転車で走ってみるのもありかもしれないです。

米沢城の概要は下記の通りです。

戦国時代後期には伊達氏の本拠地が置かれ、伊達政宗の出生した城でもある。江戸時代には米沢藩の藩庁が置かれて上杉景勝・上杉鷹山などの歴代藩主が居住した。

新たな戦国武将との出会いを楽しむ

ゲームの世界では、延沢 満延(のべさわ みつのぶ)が米沢城の城主を務めていました。

米沢城を落とされ、命からがらに、最上家の本城山形城に落ち延びましたが、自城を失い、身も心もぼろぼろになったのか、忠誠の数値が44に下がっていました。

信長の野望革新PKでは、家臣に支城を与えることができます。(譜代家臣)

譜代家臣に任命されると、指揮兵力が増えたり、他家に寝返ることがなくなったりと、様々なメリットがあります。

しかしながら支城を他家に奪われてしまうと、一気に忠誠の数値が下がってしまうリスクがあります。

詳しくは、こちらにも詳しい説明が記載されています。

直江兼続に調略を命じると、あっさりと上杉家に陣営に加わりました。

延沢 満延(のべさわ みつのぶ)が出てくる読み物がないか、Google先生に聞いた見たところ、ビジュアル戦国王の第60号の特集で取り上げられているようです。

第60号発売!【最上義光/義守・志村光安・前田慶次・直江兼続 ほか】【長谷堂城の戦い(慶長出羽合戦)】【黒川城/二本松城】

うーむ、なかなかマニアックだ。

延沢 満延(のべさわ みつのぶ)を引き抜き、山形城、酒田港を攻略し、ついに最上義光も上杉景勝の軍門に降りました。

続けて会津の蘆名家を攻略し、1585年、織田信長の跡をついだ秀信に次ぐ規模にまで成長しました。父上杉謙信が京の都を目指した北陸路を西上するのもよし、東北の伊達家と雌雄を決するのもよしという状況になりました。

まとめ

ここまで、信長の野望の楽しみかたについてご紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか。

信長の野望革新PKは、2007年に発売された古いシュミレーションゲームになりますが、お値段も手頃で、息が長い楽しみ方ができます。

何よりも面白いのが、新たな武将やお城との出会いです。

ゲームの中に数百の武将やお城が登録されており、数値のパラメーターだけで見ると、一個の駒にしか感じませんが、実際は一人一人、一城一城に物語があります。

実際に戦国史跡巡りをする中で、新たな武将との出会いがあるかもしれません。信長の野望の中で、その武将が存在するかどうかを、確かめるのも僕のマニアックな楽しみ方の一つです。