折り畳み自転車birdyを連れて台湾出張へ行ってきました。
羽田空港からANA(全日空)で台北松山空港へ
カウンターで搭乗手続きをしたあと、X線検査場へ自転車を持ち込みます。
タイヤの空気が抜かれているかチェックします。大きなX線装置に輪行袋ごと通して手続き完了です。
自転車に対する安全料をお支払いつもりで、少し割高ですがANAさんを選びました。
台北松山空港に到着すると、国内輪行をしたときと同じくコンベアの横にbirdyが入った袋がちょこんと置かれていました。破損を避けるために職員のかたが運んでくれたのだと思います。
松山空港近くの自転車屋さんで空気入れを貸してもらう
入国審査後、両替を済ませて早速Birdyに空気を入れるもなかなか入りません。
Google Mapで自転車屋さんを探すことにしました。汗だくになりながらとぼとぼと自転車を引いて20分ほど歩くと自転車屋さんがありました。
前回台湾を訪問したのは、2019年の3月。台湾人の先生や、仕事関係の人々とはちょくちょくやりとりをしていましたが、全く知らない方に話かけるのは久々でした。
緊張のあまりどもりながら「くくくく空気入れ。おお借りしても大丈夫でしょうか」と尋ねたところ、快く貸して頂けました。
帰りに松山空港から徒歩5分のところにも自転車屋屋さんを見つけました。
ホテルから空港までの小さな旅
今回は二泊三日の旅程でした。二日目はホテルで自転車を預かってもらい、台湾人の同僚と一緒に台湾中部にある靴下工場を訪問しました。
もともと三日目は夕方のフライトまでサイクリング用に時間を空けていたのですが、思いもよらず午前中に以前お世話になった恩人とゆっくり話をする時間を持つことになりました。
私と恩人と同僚の三人で台北駅近くの小さな餃子屋さんで昼食を頂きました。
夕方のフライトにはちょっと早かったのですが、Birdyでゆっくりと空港へ向かうことにしました。
台北は会社勤めをしている頃から出張で何度も訪れていますが、タクシーやバス、新幹線を使うことが殆どでした。
自転車で移動すると、今まで点でしか見えていなかった町を面でとらえることができるようになります。
今更ながら台北は緑豊かな都市であることを実感しました。
街中で信号待ちをしていると知らないかたから「ドロップハンドルのBirdyは珍しいね」と話かけられたり、
ホテル警備員のおじさんから、「実は俺もメリダっていうメーカーのマウンテンバイクに乗ってんだ。休日は自転車で山登ってる。」と言われたり、birdyが会話のきっかけになってくれました。
公園のベンチでちょっと仕事をして、空港の周りをふらふらと走り回ってからチェックインしました。
birdyは誰でも簡単に折り畳みができるので細切れ時間でも安心してポタリングを楽しむことが可能です。
知らない場所で、小一時間でもペダルを漕いでみると、その土地土地の思いもよらない表情を垣間見ることができます。
こちらも飛行機にチェックインするまでの隙間時間でbirdyで鹿児島の多賀山公園に行ったときの記事になります。
もしよろしければ合わせてお読みいただけるととても嬉しく思います。