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台湾と中国靴下工場 2月の稼働状況について

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私たちは、台湾と中国、2箇所の工場で靴下の製造を行っております。

今月(2020年2月)の焦点は、中国で発生した「新型肺炎」による、生産への影響になると思われますので、こちらで報告します。

台湾と中国は、現状は個々に異なる政治体制を持つ地域となっており、政策も異なるため、地域ごとに状況の紹介をして参ります。

台湾靴下工場の稼働状況について

台湾政府は、中国人観光客が大移動をする旧正月前に、中国全土からの入国を禁止する措置をとりました。

新型肺炎は、発生しているもの、限定的な入国制限しか行われなかった日本と比べると、アジアの中でも、患者数が低く押さえ込まれている地域の一つとなっております。

靴下工場の状況においては、旧正月明けより、正常に稼働しております。

綿糸はインドからの輸入、ナイロン糸は台湾国産ですので、資材の入庫遅れによる納期遅延も発生しておりません。

私たちは、2019年度においては、受注しました注文のうち85%を台湾靴下工場で製造しました。

工場の状況が正常ですので、今年のオーダーに対しても特に影響はありません。

新型肺炎における、中国靴下工場の現在の稼働状況について

中国は、新型肺炎の影響により、旧正月の休暇が2週間ほど延長されました。

現在の私たちの靴下工場の状況について、工場別にご報告致します。

中国では、平織の編み込み靴下及び五本指靴下の製造を行っております。

平織靴下工場

旧正月の休暇後、政府に工場を稼働するための申請を出し、許可がでましたので、先週から生産が再開されています。

現在は、生産の遅れを取り戻すべく、旧正月前までに累積したオーダーの生産に取り掛かっています。

工場が正常運営に戻るまで、1か月程度かかる見込みです。

五本指靴下工場

来週から稼働する予定です。現在はまだ状況を把握できておりません。稼働次第ご報告致します。

中国靴下工場の稼働遅れによる、弊社への影響とは?

承りましたオーダーの10割を、旧正月前に納品しましたので、製造においては影響は出ていません。

サンプルにおいては、大きな影響が出ております。特に五本指靴下のお客様に、長い時間お待ち頂いている状況です。

台湾と中国靴下工場の稼働状況についてのまとめ

ここまで、私たちの台湾と中国靴下工場の現在の稼働状況についてご報告して参りましたが、参考になりましたでしょうか。

今回の新型肺炎の日本の対応や、中国との関係性の持ち方については、考えさせらるところがありました。

しかしながら、私たちの目標は、靴下を納品するお客様、実際に靴下を履かれる消費者の方々に喜んで頂くことです。

今後も続けて「サービス」「安全性」「納期」などの「靴下の品質」だけを見て、お客様と一緒に工場の選択をしていく所存です。

現在は、海外工場が正常に稼働するかどうか、から日本国内の状況へと焦点が移りつつあります。

私たちの靴下工場は、台湾、中国ともに、日本市場向けを専門に製造する、小規模工場です。

日本にしか市場を持たないため、靴下工場の人々も、現在の日本の状況に非常に強い不安を感じています。

今回の新型肺炎は、企業として、人としての、考え方やあり方が試される試練なのではないかと考えております。

お客様と工場と三位一体となり、苦境を乗り越えることができればと思います。

  • この記事を書いた人
岩村 耕平

岩村耕平

合同会社ブリングハピネス代表。台湾靴下工場と一緒に「靴下ブランドを立ち上げたい」デザイナー、クリエイター、D2Cブランドを製造面で徹底サポート。工場の強みは細かなデザインの再現とはき心地の良さを両立させる技術力。起業してからの7年間で、数多くのブランドの靴下製造を手がける。バーチャルでサンプル製作が可能な島精機製作所デザインシステムを使用。JR東小金井高架下と秋葉原が拠点。雨と雪の日以外の都内移動は全て「自転車」を使用。既成観念にとらわれず最適な場所と時間を選んで仕事する「環境に依存する」働き方を模索中。

-日々

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