靴下を製造する

陸王のこはぜ屋みたいな台湾靴下工場

投稿日:2018年6月15日 更新日:

2017年10月期の日曜劇場で放送された作家池井戸潤さん原作のドラマ「陸王」を見られたという方も多いのではないでしょうか。

僕が陸王を見て最も印象に残っているのが、足袋工場こはぜ屋を訪れた銀行員が、工場検品ではじかれた不良品を見て「これのどこが不良なの?」と驚くシーンです。

台湾工場の品質管理についての考え方とは?

台湾工場の検品ラインにも「不良品」と書かれた箱が設置されています。良品と不良品が混ざらないようにするためです。

箱の中を覗いて見ると、こはぜ屋さんばりに厳しい基準で検品されていることがよくわかります。

検品ラインで出た不良品の状況を、生産ラインに報告をし、次回の生産で不良箇所を改善します。

品質を向上させるための仕組みができているところに、職人気質の社長の考え方が見て取れます。

職人気質だからこその靴下に対するこだわり

台湾社長は、1980年に靴下工場を開業しました。靴下の編機一台を購入して、自らが機械を操作してサンプルを製作して客先に売り込むところからのスタートでした。

以来38年間自らが編機を操作して、様々な靴下を製造してきました。現在も夜中に機械の前に立って開発に没頭しています。

「履くためにあるのが靴下」

社長の口癖です。見えない細部まで考えて作ります。特にデザインがメインの要素となる靴下ですと、デザインの再現性だけに目が行きがちです。

柄、色数などデザイン性をしっかり保ちつつ、履き心地がよく、長持ちする靴下を製造する技術力が台湾工場の強みです。

台湾靴下職人の人生訓とは?

台湾靴下工場の社長は、30数年前に靴下の編機を一台購入して、自ら靴下を製造するところから工場を始めた職人です。 8年前に社長と知り合って以来、靴下のことや、人生についても教わってきました。 目次1 も ...

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台湾靴下工場の悩みとは?

親子共々職人気質だから営業面がウィークポイント?

60代の前半になる、社長には一人息子がいます。現在彼が工場長を務めています。

息子も父親に似て、職人気質です。もしかしたら父親以上かもしれません。

職人気質におたく気質を加えたような「靴下マニア」です。以前僕が工場に滞在していたとき、深夜に生産ラインを見にいくと、

「うひひひ」嬉々として笑いながら、編機に糸をかけていました。

彼が作るキャラクター靴下は素晴らしいです。ある有名なキャラクターアミューズメントパークのバイヤー様からお褒め頂いたことがあるくらいです。

ただ親子共々靴下を作ることを最重視しているため、展示会への出展や自ら売り込みをすることがあまり得意ではありません。

台湾で日本向けに靴下を製造している工場数社の中で、技術力や工場設備も一二を争うくらいなのに、あまり知られていません。

孤独のグルメの主人公「井之頭五郎」氏がいかにも好んで立ち寄りそうな「知る人ぞ知る」靴下工場なのです。

田舎にあるので?デザイナーがすぐにやめてしまう

靴下のデザインが入稿されたら、それを元に工場でドット絵を製作します。ドット絵のデザイナーが慢性的に不足しています。

畑の真ん中にあるような立地ですので、デザイナーのようにクリエィティブが求められる人材の場合、すぐに刺激を求めて都市部に行ってしまうようです。

弊社と台湾靴下工場との関係性とは?お互いに補いながら生き残り戦略を模索する

僕と台湾工場と知り合ったのは2010年です。靴下色数の問題で非常に困っており、藁にもすがる思いで台湾で工場を探していたところ彼らに出会いました。

起業してからも、よいつきあいをさせて頂いています。ただ台湾工場の製造ロットが1200足からでした。小ロット生産を謳う弊社にとってちょっと難しい面もありました。

最近500足からでも製造してもらえるようになったので、以前より発注が出しやすくなりました。

なぜ500足で製造ができるようになったか

  • 島精機製作所さんのデザインシステムを導入したこと。

弊社2017年8月末に島精機製作所さんのデザインシステムを導入し、バーチャルサンプルを製作できるようになりました。

  • 日本国内でドット絵を製作して工場に提供できるようになったこと。

日本国内のアニメなど、クリエィティブなドット絵を製作する、製作会社さまとお付き合い頂いております。

これにより日本国内でのドット絵を製作し工場に提供する形を実現できるようになりました。

島精機製作所さんのデザインシステム「SDS-ONE APEX3」を使用して靴下のバーチャルサンプルを製作する流れとは?

2017年の8月末に島精機製作所さんが開発した、デザインシステム「SDS-ONE APEX3」を導入しました。 サンプルを製作することなく、イラストレーターで作成したデザインを、靴下に編んだときの編目 ...

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まとめ

工場が不得意な部分を弊社がカバーすることにより、こはぜ屋さんのような台湾靴下工場をうまく活用する体制ができつつあります。

キャラクター靴下の製造には自信がありますので、お気軽にお問い合わせ頂けると幸いです。

詳しくは弊社ホームページもご参照下さいませ。

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