靴下製作 製作の進め方

オリジナルデザインの靴下を小ロットで製作したい方へ

投稿日:2019年8月22日 更新日:

「靴下の小ロットでのOEM製作を検討している」
「オリジナル靴下の製作に興味がある」

本日はそんな方々に向けて、靴下の小ロット製造についてご紹介して参ります。

靴下を小ロットで製造するメリットとは?

在庫リスクが低い

靴下は小さなものです。スニーカーソックスですと200足で、130サイズカートン一箱分で収まります。このくらいであれば、万が一在庫になってしまったとしても事務所の片隅においておけるのではないでしょうか。

ロットが多い場合は、在庫を消化するまでの期間を計算し、倉庫費用も単価に加えなければなりません。

多品種製造がしやすい

仮に、最低製造ロットが、デザインにつき1000足だとしたら、3つのデザインで展開しようと思うと、3000足製造する必要があります。

300足だとしたら900足で3種類でのデザイン展開が可能です。万が一3種類の中で、1種類だけしか売れなかったという場合でも、売れたデザインから次の展開を検討することができます。

トライアンドエラーが可能

ロットが少ないので、トライアンドエラーが可能です。300足製作して半分しか売れなかったとしても在庫は150足です。

実際に商品を市場にだすとお客様の生の声を拾うことができます。市場の反応を分析し改善を加えて再チャレンジすることができます。

靴下を小ロットで生産する場合のデメリットとは?

ロットが少なくなる場合、以下のようなデメリットが発生します。

靴下を小ロットで製造すると大幅に単価があがる理由とは?

生産効率が低い

糸を編み機にセッテイングする時間は、ロットの多い少ないにかかわらず、半日ほどかかります。300足でも1000足でもセッテイングに要する時間は同じになります。

製造期間については、数量が少ないほうが短くなります。靴下の編み立てだけですと、300足だと数日、1000足だと一週間ほどになります。

編み立てが完了したらすぐに次の製品をセットしなければ機械が空いてしまいます。

次の製品をつくるためにさらに半日をかけて新しい糸を編機にセッテイングしなければなりません。その間は編機を動かすことができません。

靴下の製造により、お金を生み出す工場にとって、機械が止まっている時間は、お金を生み出さない時間ですので、その分を単価に反映せざる負えないのです。

サンプル費用が高くなる

300足でも1000足でも、同様にサンプルの製作をする必要があります。サンプルを1回製作する費用を300足と1000足両方で割ったら確実に300足の方が高くなります。

修正回数が多くなる程、費用がかかります。毎回の発送運賃や材料費がかかります。

靴下を小ロットで製造する場合の開発面でのデメリットとは?

サンプルの修正回数に制限が発生する

サンプルの修正回数が増えるほど、費用がかかりますので、小ロット生産の場合のサンプル修正回数に制限をつけたり、修正その都度費用が発生することがあります。

特殊な糸が使用しづらい

小ロットで製造をする場合は、工場で最もよく使用されている糸を使うのが一般的です。

特殊な糸となると、ロットなどの問題で仕入れることができないか、価格が高くなる場合があることが理由です。

靴下を小ロットで製造する場合の販売面でのデメリットとは?

上代を高く設定する必要がある

小ロットで靴下を製造する場合、生産効率やサンプル費用の関係で、どうしても割高になります。

そこでしか買えないプレミアム性や、高くても手に取りたくなるようなデザインなど、付加価値をつける必要があります。

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弊社でオリジナル靴下を小ロットで製造する際の条件とは?

小ロットを追求するのであれば中国工場だけど…

中国靴下工場で生産する場合、300足〜製造が可能です。

300足一柄、ワンサイズから対応しております。仮に同じ柄で、メンズとレディスサイズを製造する場合のロット数は、

メンズ300足+レディス300足=合計600足

となります。

「ノベルティとして配る靴下を作りたい」「ロット数と予算をなによりも最優先にしたい」などのご要望がある方々には、中国工場での製造をおすすめしております。

「自らブランドを運営しており、中長期的なスパンで、本格的に靴下を取り扱いたい」という方々には台湾工場での製造をおすすめしております。

靴下を自社ブランドとして育てたい方に台湾での小ロット製造をおすすめしている理由とは?

台湾工場の品質は、日本国産工場と比べても遜色がありません。

弊社台湾工場は、ギフトショーへの出展などの日本向けの営業活動は行っておりません。社長、二代目の息子ともに職人気質なので、品質はぴかいちです。

上代高めの靴下の製造がメインです。知る人ぞ知る有名ブランドの靴下も多く作られています。

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「靴下は美術品じゃない。履くものだ」

台湾靴下工場社長の口癖です。靴下は試着をすることができません。

いくらデザイン性が優れていても、履いたときの心地良さがなければ、お客様は戻ってきません。

私自身もブランドを営んでおり、靴下は100%台湾工場で製造しております。

実際に自ら店頭に立って靴下を販売しています。「はき心地がよかった」と再度お買い求めになられるお客様がいらっしゃいます。

台湾工場で靴下を製造する場合の製造ロットは、500足〜です。中国工場とのロット差は200足になります。

中国工場の品質がよくないわけではありませんが、靴下としての品質は台湾工場の方が断然優れています。原価は中国も台湾も変わりません。

製造業において「経済ロット」と呼ばれる用語があります。ひとくちで説明しますと、工場が効率よく製造できる生産数量のことになります。

経済ロットは、工場によって異なりますが、弊社の場合「500足(サイズ/デザイン)」で製造すると、小ロットで製造するときのデメリットが一切生じることがありません。

より競争力がある価格をお出しすることができます。

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弊社ユニクロでも有名なホールガーメントを製造する機械を製造されているメーカー「島精機製作所」さんが開発したデザインシステム「SDS-ONE APEX3」を導入しています。

システムを使用することにより、実物のサンプルを製作する前にバーチャル上でサンプルを製作することができます。

靴下の絵柄は、イラストをドット絵に置き換えてから、編み込んで製作されるため、靴下になったときの色合いやデザイン再現性が平面のイラストと異なって見える場合があります。

実際に業務で使用して2年になりました。サンプルを修正する手間と時間が大幅に圧縮されました。

サンプルを製作するのと同じような画像を製作することができ、修正点があってもバーチャル上で修正することができます。

お客様がご納得頂くまで、何回でも修正が可能です。

お客様にバーチャルサンプルをご確認頂いて初めてサンプルを製作します。

デザインシステムを導入して、2年になりますが、導入前と比べてサンプルを製作する回数が大幅に減りました。

小ロットでの靴下の製造について、ご質問などございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。

靴下製造の情報については、こちらのブログと、弊社Twitterアカウントで告知して参ります。DMでの問い合わせもお受けしております。

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