東小金井の「はけの道」とは?

2015年にJR東小金井高架下の創業支援施設「KO-TO」への入居がきっかけで、東小金井で仕事をするようになりました。

東小金井に通っていると、時折「はけ」という言葉を目にするようになりました。小金井公園は有名だけど、「はけ」って?

というわけで、自転車に乗って小金井のはけに行ってみることにしました。

はけは、「まま」、「はば」、「のげ」等と共に、崖地形、丘陵、山地の片岸を指す日本の地形名、日本の古語、現在の方言であり、その地形を持つ日本の地名の読みである[1]。国分寺崖線や立川崖線など武蔵野台地の崖線を解説する際によく聞かれるほか、地名や道路名などに見ることができ、北海道・東北地方、関東地方にみられる[1]が特に武蔵野地域に多い[2]。地名・町丁名としては、「羽毛」「岾」「坫」「𡋽」「額」「端気」「端下」等を当てる。

引用 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
目次

はけの道とは

東小金井の南口から247大通りを、栗山公園を横目にまっすぐに進み連雀通りを超えて少し進むと、国分寺崖線(がいせん)と呼ばれる、崖地にぶつかります。

これらの崖を武蔵の方言で「はけ」と呼びます。崖地のすぐ下を通っているのが「はけの道」です。

国際基督教大学高校横の坂を下って、右手のトンネルをぬけると、「はけの道」です。

東小金井の南口を出て、Google Mapで武蔵野公園と入力し、ナビゲーションに従って進んでいくと到着します。

はけの道を国分寺方向に進む

はけの道を国分寺方向に進むと、はけの森美術館が見えてきます。

美術館のとなりにははけの森カフェがあります。

平日の朝コーヒを飲みながら思考にふけりたくなるような雰囲気です。

はけの森カフェ
〒184‐0012 小金井市中町1‐11‐3
http://hakenomori-cafe.net/

はけの道に足を踏み入れた感想

東小金井駅から15分あまりのところに、こんな自然環境が豊かな場所があるなんて知らなかったです。

ちょっと古い本ですが、「東京・武蔵野自転車散歩マップ」(自転車生活ブックス編集部)に国分寺崖線(がいせん)周辺を自転車で散歩するコースが紹介されています。

「はけの道」を訪問してから2年が経った

はじめて、自転車で「はけの道」を訪問してから、数年が経ちました。

弊社は引き続き「KO-TO」を拠点として、小金井市の企業として活動しております。

自宅近くの三鷹市井の頭に仕事場を設置したので、そちらにいることが多いのですが、数か月に一回は「はけの道」を訪れております。

ここ数年で東小金井界隈もだいぶ変わりました。東小金井の高架下のKO-TOの隣にシュアスペースPO-TO、その隣にMA-TOがOPENしました。

今は小規模の小売店舗やアトリエなどで埋まっています。

東小金井駅から武蔵境駅方向の高架下にはたくさんのお店が連なっており高架下ストリートと呼ばれています。

はけの森美術館とカフェからだと、2kmあまり、徒歩で30分、自転車なら20分かからずに到着することができます。

はけで癒されたあと、お時間があれば、ぜひお立ち寄りください。

編集後記 2021/12/18(土)&12/19(日)

「はけの道」の記事を2年ぶりに加筆修正と写真の差し替え。5月に三鷹市井の頭に仕事場を設置して以来、サイクリングコースの一つとして「はけ」に通っている。ペダルを漕ぎだすとついつい東小金井の方向に向かってしまう。

土曜日午後は事務所に籠ってブログの過去記事への写真追加やブロックエディターへの変更を行う。日曜日は娘二人と吉祥寺で食事など。

娘たちが遅刻するということなので、吉祥寺のドトールへ。外を眺めているとふと、「ぼーっとすることも悪いことではない、何かを閃くことだってあるかもしれない」と台湾人先生が言っていた言葉を思い出してほっこり。

添削してもらってる中国語の文章でぼーっと過ごすことに罪悪感を感じてしまうと書いたら、上の言葉をもらった。何語にかかわらず言葉の力って凄いと思う。

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この記事を書いた人

合同会社ブリングハピネス代表。中国内モンゴルで中国語とモンゴル語を学んだのち、東京のぬいぐるみ雑貨メーカーで9年間生産管理の仕事をする。2014年に起業し、台湾靴下工場と一緒に「靴下ブランドを立ち上げたい」デザイナー、クリエイター、ブランドに向けた「伴走型でじっくり取り組む靴下製造サービス」を立ち上げる。台湾工場の強みは細かなデザインの再現とはき心地の良さを両立させる技術力。起業してからの7年間で、工場と二人三脚で数多くのブランドの靴下製造を手がける。バーチャルで靴下サンプル製作が可能な島精機製作所デザインシステムを使用。

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