アパレルで自社ブランドを立ち上げるときの製造業者の選び方とは

「オリジナルブランドの展開を考えており、製造業者の選び方がわからない」
「自社に合う製造メーカーが見つからず困っている」

本日はそんな方々に向けて、アパレルブランドを立ち上げる時のOEM製造業者の選び方について紹介して参ります。

自社でオリジナルブランドを展開する際、どの製造業者を選ぶか慎重に検討をする必要があります。

いくら価格が安くても、売れないモノができあがってきてしまったら、折角のアイディアが台無しになってしまいます。Googleで調べてみたら、All About 住宅不動産の中にこんな記事を見つけてしまいました。

リフォーム会社選びで失敗5連発

こちらの記事によると、「リフォーム会社選びで成否の70%が決まる」そうです。アパレルOEMの製造業者選びと共通する点があります。

目次

専門性が高い製造業者と付き合う

いかに希望の品質や価格に当てはまるものづくりをするかは、業者の専門性がとても大事です。

Tシャツを製造するのであれば、できる限りTシャツを専門に製造している業者さんが望ましいです。

様々なグッズを幅広く製造している業者さんは、何を本業にしているかわからず、お客様の質問を外注先の工場に丸投げしているだけという場合もあります。

業者の専門性が高いほど、品質と価格を天秤にかけるバランス感覚に長けています。

この価格であれば、こうするしかないけど、貴方の希望の品質を叶えるにはこの価格は譲れない。

この品質では市場に出ても通用しない。など的確なアドバイスをもらうことができます。

もし腰を据えて、その商材の開発に取り組もうと考えたのであれば、専門の業者様とのお付き合いをお勧めします。

顔をみてつきあいができるアパレルOEM製造業者お取り引きをする

自社ブランドとして販売する大事な商材。もしできることであれば、少なくとも1回は商談するのがベストです。

直接会って顔を見る事によって100%ではありませんが、

「かみ合うかどうか」「人間として信頼できるかどうか」

を肌で感じることが可能です。

不動産屋さんで、家を借りるときも、その日のうちに成約を取りたいがために、ゴリ押しをする営業マンがいます。

そこで流されて成約をしてしまうと、あとで後悔しても後戻りすることができなくなってしまいます。

売り手と買い手がお互いにしっかりと話し合い、ミスマッチを極力少なくすることが、お互いにとってプラスになります。

製作する側に、貴方が「どんな想いで、誰のために」その商材を作りたいか、ものづくりの背景にある「事」を理解してもらうことも大切です。

理解することによって、製造業者も、想像力を働かせながら仕事に取り組むことができ、「目標に一緒になって取り組む」という責任感とやりがいが芽生えます。

まとめ

アパレルブランドを立ち上げる時の製造業者の探し方についてご紹介してまいりましたが、参考になりましたでしょうか。

じっくり長くお付き合いができる業者を選択するのが、最大のポイントです。

専門性と業者担当者の人間性や責任感、貴方が長くお付き合いしても良いと思えるかどうか。

本当に当たり前のことなのですが、とっても大切な部分になります。

よい業者とのお付き合いは、あなたのブランドを立ち上げるための強い味方になってくれること間違いありません。

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この記事を書いた人

合同会社ブリングハピネス代表。中国内モンゴルで中国語とモンゴル語を学んだのち、東京のぬいぐるみ雑貨メーカーで9年間生産管理の仕事をする。2014年に起業し、台湾靴下工場と一緒に「靴下ブランドを立ち上げたい」デザイナー、クリエイター、ブランドに向けた「伴走型でじっくり取り組む靴下製造サービス」を立ち上げる。台湾工場の強みは細かなデザインの再現とはき心地の良さを両立させる技術力。起業してからの7年間で、工場と二人三脚で数多くのブランドの靴下製造を手がける。バーチャルで靴下サンプル製作が可能な島精機製作所デザインシステムを使用。

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