製造戦略

海外の靴下工場を「シェア」して共存共栄を目指すファブレス企業の業務提携の形とは?

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「海外生産のファブレス企業を営んでいる」

「アパレルなどの製造メーカーとして起業または新規事業の立ち上げを検討している」

本日はそんな方々に向けて、ファブレス企業2社が海外の靴下工場を「シェア」して共存共栄を目指す業務提携の形について紹介して参ります。

私たちは、東京で小さな靴下メーカーを営む、ファブレス企業です。

海外の靴下工場を同盟相手と「シェア」する

私たちは、大阪の富田林本社で百貨店ギフトの流通加工業務を加工と東京でキャラクター事業を行うU社と業務提携の関係にあります。

U社は、弊社との業務提携を機に自社の顧客に向けて「靴下」を製造するOEM事業を開始しました。

海外の工場を探して、ゼロから取り引きを開始することは、簡単ではありません。

「圧倒的な数量を持って工場にとって魅力的がある取引先になる」

「工場に足繁く通って人間関係を温める」

ことが、工場と良い関係を築くポイントになります。

私たちと、U社の同盟関係は、弊社の協力工場をシェアするところからのスタートしました。

私たちの最大の経営資源は、10年間の月日をかけて築いた、海外靴下工場との信頼関係です。

ファクトリーブランドにかける想い

私たちが、U社と海外の靴下工場をシェアする理由とは?

私たちが、U社と海外の靴下工場をシェアする理由は下記の通りです。

  • 工場の生産ラインのキャパシティを埋める
  • 輸入物流をシェアすることで物流コストを下げる

工場との関係をより強固にするためには、「数量を持って工場にとって魅力的な取引先になる」必要があります。

営業努力をし発注数量を増やす努力を行うことで、工場に「本気」が伝わります。

一社で営業を行うより、二社で行ったほうが、スピードも加速します。

U社と弊社は、お互いに異なる顧客ルートを保有しています。個々の受注をまとめて工場に発注することによって、工場における自社製品のシェアをあげることが可能になります。

それにより、U社は、工場探しをする時間をかけることなく、靴下ビジネスを開始することができました。

弊社は、生産ラインが埋まることで、工場から、より一層の協力を受けられるようになりました。

靴下の知識と経験を「シェア」する

U社が、自社の顧客に対して、「靴下」を展開するにあたって、弊社に蓄積されたノウハウを活用しております。

サンプルなどで、疑問点が生じたり、中国語の通訳が必要になった場合は、弊社がそのリソース(資源)を提供しています。

2019年も、U社の顧客をアテンドし、工場を訪問しました。

プロフィール

岩村耕平(いわむら こうへい) 合同会社ブリングハピネス代表 台湾靴下工場と一緒に「靴下ブランドを立ち上げたい」デザイナー、クリエイター、D2Cブランドを製造面で徹底サポート。工場の強みは細かなデザイ ...

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島精機製作所のデザインシステムSDS ONE APEX3を「シェア」する

2017年の夏に導入した、バーチャルで靴下のサンプル製作が可能なデザインシステムSDS ONE APEX3も、2社で導入しました。

現在システムは、U社の東京事務所に設置されております。

U社が5年間のリース契約を結び、弊社が毎月のリース費用の半額をU社に支払う形態をとっています。

島精機デザインシステムを靴下のサンプルワークで活用して3年目 2019年の反省点と今後の使い方を考えてみた

私たちは、東京で靴下製造メーカーを営んでいます。 2017年に、バーチャルで靴下サンプルの製作が可能な島精機製作所のデザインシステムSDS-ONE APEX3を導入しました。 靴下のサンプルワークにデ ...

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2020年、私たちの「業務提携」の方向性とは?

2020年、U社と私たちの最大の目標は、海外靴下工場のキャパシティを埋めることです。

U社が弊社に人的資源を供給し、弊社がWebを中心とした靴下の営業資源をU社に提供します。

自社の営業を行ないながら、U社の顧客に対しても、Webを使った新規提案を行うことで、工場の生産ラインをさらに埋める計画です。

U社との「業務提携」は、信頼関係でなりたっています。

お互いに欲をかいたら、成り立たない戦略です。

  • 海外工場の「色数が細かい柄の再現とはき心地を両立させる技術力を次の世代に紡ぐお手伝いをする」
  • 「人生の中でも忘れてしまうような一瞬だとしても、靴下を履く人に潤いを与える靴下を製造する」

ことが、私たちの共通理念です。

靴下ブランドを立ち上げたいクリエイターやデザイナーの方へ

  こんな方におすすめ私たちの靴下OEMサービス 「クリエイターやデザイナーをしており、ソックスのオリジナルブランドを立ち上げたい 「靴下のD2Cブランドを立ち上げたい」 「自社ブランドのラ ...

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まとめ

ここまで、「海外の靴下工場を「シェア」して共存共栄を目指すファブレス企業の業務提携の形」について紹介して参りましたが参考になりましたでしょうか。

U社の情報については、後日弊社Webサイトに掲載します。

私たちの業務提携は、歴史シュミレーションゲームからヒントを得ました。

「真田太平記」「龍馬がゆく」などの歴史小説から「下町ロケット」などの現在ドラマまで、様々な提携の形が語られています。

後日こちらのブログでも紹介いたします。

編集後記

日帰りで群馬水上のおばあちゃんの家に行きました。

閉店して数十年放置されたままの温泉ホテルを見ると、月日の流れを感じます。

幼少から休みになると祖母の家に通っていたので、水上は第二の故郷です。

私が子供のころの水上はとても賑わっていました。

新幹線の開通や、社員旅行の減少が、水上駅近辺の観光客が減った原因だそうです。

iphoneとiphone用のtokyo grapherのレンズで夕暮れの奥利根を撮影。

iphoneとレンズの組み合わせは機動力があるので、写真素人でも楽しめます。

  • この記事を書いた人
岩村 耕平

岩村耕平

合同会社ブリングハピネス代表。台湾靴下工場と一緒に「靴下ブランドを立ち上げたい」デザイナー、クリエイター、D2Cブランドを製造面で徹底サポート。工場の強みは細かなデザインの再現とはき心地の良さを両立させる技術力。起業してからの7年間で、数多くのブランドの靴下製造を手がける。バーチャルでサンプル製作が可能な島精機製作所デザインシステムを使用。JR東小金井高架下と秋葉原が拠点。雨と雪の日以外の都内移動は全て「自転車」を使用。既成観念にとらわれず最適な場所と時間を選んで仕事する「環境に依存する」働き方を模索中。

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